PCの作業効率を上げるために、タイピングで文字の入力速度を上げる練習をしたという人も多いのではないでしょうか?
もちろん文字の入力スキルを上げることで作業効率は上がるのですが、そこで終わってしまっては非常にもったいないです。。
実は、PC作業を効率化するうえで、文字入力と同じくらい身に着けておいたほうが良いスキルがあります!
人によってはタイピング速度を上げるより効果があるかもしれないので、紹介します。
文字入力だけをするような作業はない
まず前提として、PC作業をする上で、「文字入力だけをする」という人はいるでしょうか?
いませんよね。。
文章を書くのが仕事であるライターの人でさえ、文書作成ファイルを開いたり、文字の装飾やレイアウト調整など、タイピング以外の作業はたくさんあります。
タイピングで文字を打つというのはパソコン作業の中の一部でしかないのです。
PCでの作業効率を最大化するためには
では、タイピングの文字入力と同じくらい行っているPC作業とは何でしょう・・
それは「マウスやトラックパッドの操作」です。
アプリケーションを起動したり、ウィンドウを切り替えたり、文字をコピー&ペーストしたり。
PC作業においてマウス・トラックパッドの操作は、文字入力と同じくらい頻繁に行う操作なのです。
作業が早い人の共通点
パソコンの作業効率を上げるスキルの差の正体は、キーボードで全ての操作を完了することです。
マウスとキーボード間の移動が発生するたびに時間をロスすると考えましょう。
実際、マウス操作とキーボード操作を比較した調査では、ショートカットキーを使うことで作業時間を約15〜30%削減できるという結果が出ています。
例えば、1日8時間のPC作業をする場合、ショートカットキーを活用すれば1日あたり1〜2時間以上の時間を節約できる計算になります。
では、なぜマウスを使わないで作業できるのでしょうか?
それはショートカットキーをマスターしているからです。
「なんだそんなことか」と、侮らないほうがいいです。
本当に作業が早い人は、タイピングと同じくらいの速さで、キーボードを打ちながらファイルやアプリ操作をします。
なんのショートカットキーを覚えればよいか?
ショートカットキーを覚えるといっても、すべてを暗記する必要はありません。
まずは以下の基本的なショートカットキーから始めましょう:
- Ctrl + C(コピー)
- Ctrl + V(貼り付け)
- Ctrl + X(切り取り)
- Ctrl + Z(元に戻す)
- Ctrl + S(保存)
- Ctrl + F(検索)
- Alt + Tab(ウィンドウの切り替え)
- Ctrl + A(全選択)
- Ctrl + W(タブ・ウィンドウを閉じる)
- Ctrl + T(新しいタブを開く)
これらの基本的なショートカットキーだけでも、マウスに手を伸ばす回数が大幅に減ります。
そして、自分がよく使うアプリケーション固有のショートカットキーを少しずつ覚えていけば、作業効率は劇的に向上します。
アプリケーション別によく使うショートカットキー
日常的に使うアプリケーションでは、以下のようなショートカットキーが特に便利です。
ブラウザ(Chrome、Edge、Firefoxなど)
- Ctrl + T:新しいタブを開く
- Ctrl + Shift + T:閉じたタブを再度開く
- Ctrl + Tab:次のタブに移動
- Ctrl + Shift + Tab:前のタブに移動
- Ctrl + D:ブックマークに追加
- Ctrl + L:アドレスバーにフォーカス
Microsoft Excel
- Ctrl + PageUp/PageDown:シート間の移動
- Ctrl + Home:セルA1に移動
- Ctrl + ;(セミコロン):今日の日付を入力
- Alt + =:合計関数を挿入
- Ctrl + 1:セルの書式設定を開く
Windows全般
- Windows + D:デスクトップを表示
- Windows + E:エクスプローラーを開く
- Windows + L:PCをロック
- Alt + F4:アプリケーションを終了
- PrintScreen:スクリーンショットを撮る
ショートカットキーの習得方法
ショートカットキーを覚えるのに最適な方法は、段階的に習得していくことです。
ステップ1:基本の5つから始める
まずは最もよく使う5つのショートカットキーを1週間徹底的に使い込みましょう:
- Ctrl + C(コピー)
- Ctrl + V(貼り付け)
- Ctrl + Z(元に戻す)
- Ctrl + S(保存)
- Alt + Tab(ウィンドウ切り替え)
この5つだけでも、作業効率は目に見えて向上するはずです。
ステップ2:業務に合わせて追加する
基本の5つが身についたら、自分の業務でよく行う操作のショートカットキーを追加していきます。
例えば:
- ブラウザをよく使う人:Ctrl + T、Ctrl + W、Ctrl + Shift + T
- 文書作成が多い人:Ctrl + B(太字)、Ctrl + I(イタリック)、Ctrl + F(検索)
- Excelを使う人:Ctrl + PageUp/PageDown、Alt + =、F2(セル編集)
ステップ3:マウス操作を意識的に減らす
1週間に1つ、新しいショートカットキーを追加して練習する習慣をつけましょう。
マウスに手を伸ばしそうになったら、「ショートカットキーで同じことができないか?」と自問する癖をつけることが重要です。
職種別のショートカットキー活用例
ライター・編集者
文章作成が中心の仕事では、以下のショートカットキーが特に役立ちます:
- Ctrl + B、Ctrl + I、Ctrl + U(書式設定)
- Ctrl + F、Ctrl + H(検索・置換)
- Ctrl + [、Ctrl + ](インデント調整)
プログラマー・エンジニア
コード編集では以下が頻繁に使われます:
- Ctrl + /(コメントアウト)
- Ctrl + Shift + F(ファイル全体検索)
- F12(定義へジャンプ)
- Ctrl + D(同じ単語を複数選択)
営業・事務職
メールやExcelを多用する職種では:
- Ctrl + Enter(メール送信)
- Alt + S(Outlookでメール送信)
- Ctrl + Shift + L(Excelでフィルター)
ショートカットキーのメリット・デメリット
メリット
- 作業時間の大幅削減:1日1〜2時間以上の時間節約が可能
- 集中力の維持:手の移動が減るため、作業の流れが途切れにくい
- 疲労の軽減:マウス操作による腕や肩の疲労が減る
- プロフェッショナルな印象:素早い操作は周囲に好印象を与える
デメリット
- 習得に時間がかかる:最初の1〜2週間は逆に作業が遅くなることも
- アプリケーションごとに異なる:全てのアプリで統一されているわけではない
- 忘れやすい:使わないと忘れてしまう
まとめ
タイピング速度を上げることは確かに重要ですが、それと同じくらい、いやそれ以上に重要なのがショートカットキーの習得です。
文字入力だけの作業は存在せず、マウス操作も含めた総合的な作業効率を考える必要があります。
まずは基本の5つのショートカットキーから始めて、徐々に自分の業務に合わせて増やしていきましょう。
ショートカットキーを使いこなせるようになれば:
- 1日あたり1〜2時間以上の時間を節約できる
- 作業の流れが途切れず、集中力が維持される
- マウス操作による肩こりや疲労が軽減される
習慣化すれば、数週間後には驚くほど作業が早くなっていることに気づくはずです!
今日から、よく使うショートカットキーを一つずつ覚えて、実際に使ってみてください。
