カフェや出張先でノートパソコンのバッテリーが切れて困った経験はありませんか?ノートパソコン用のモバイルバッテリーがあれば、コンセントがない場所でも安心して作業を続けられます。
しかし、ノートパソコン用のモバイルバッテリーはスマホ用とは選び方が異なります。この記事では、失敗しないための選び方のポイントとおすすめモデルを紹介します。
ノートPC用モバイルバッテリーの選び方
1. 出力ワット数(W)を確認する
最も重要なのが出力ワット数です。ノートパソコンの充電には一般的に45W〜100Wの出力が必要です。自分のノートパソコンの付属充電器のワット数を確認し、それ以上の出力に対応したモバイルバッテリーを選びましょう。
出力が足りないと、充電しながら使用すると電池が減り続ける、または充電自体ができない場合があります。余裕を持って、充電器のワット数より少し高い出力のモデルを選ぶのが安心です。
2. バッテリー容量(Wh/mAh)を確認する
容量が大きいほど長時間の給電が可能です。ノートパソコン用としては、20,000mAh(約72Wh)以上が目安です。一般的なノートパソコンを約1回フル充電できる容量です。
ただし、容量が大きくなるほど本体も大きく重くなります。持ち運びの頻度と必要な充電回数のバランスを考えて選びましょう。
3. USB PD(Power Delivery)対応を確認する
2026年現在、ノートパソコンの充電にはUSB PD(Power Delivery)という規格が主流です。USB Type-C端子でPD対応のモバイルバッテリーを使えば、多くのノートパソコンを充電できます。
購入前に、自分のノートパソコンがUSB PD充電に対応しているか確認しましょう。MacBook、ThinkPad、Dell XPSシリーズなど、最近のノートパソコンの多くはUSB PD対応です。
4. 飛行機への持ち込み制限を確認する
飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーには容量制限があります。一般的に100Wh以下は制限なく持ち込み可能、100Wh超〜160Wh以下は航空会社の許可が必要、160Wh超は持ち込み不可です。出張で飛行機をよく使う人は、100Wh以下のモデルを選びましょう。
5. サイズと重量
ノートPC用のモバイルバッテリーは、スマホ用と比べてどうしても大きく重くなります。容量20,000mAhクラスで400〜600g程度が一般的です。毎日持ち歩くのか、緊急時用にカバンに入れておくのかで、許容できるサイズと重量が変わります。
おすすめのノートPC用モバイルバッテリー
Anker Prime Power Bank(27,650mAh / 250W)
Ankerのフラッグシップモデルで、最大250Wの高出力に対応しています。ほぼすべてのノートパソコンを高速充電でき、ディスプレイで残量や出力をリアルタイムで確認できます。価格は高めですが、性能は最高クラスです。
Anker 737 Power Bank(24,000mAh / 140W)
140W出力でMacBook Proも高速充電できるハイパワーモデルです。USB-Cポート2つとUSB-Aポート1つを搭載しており、ノートパソコンとスマホを同時に充電できます。コストパフォーマンスに優れた人気モデルです。
CIO SMARTCOBY Pro PLUG(20,000mAh / 65W)
日本メーカーCIOのモバイルバッテリーで、ACプラグが内蔵されている点が特徴です。コンセントに直接挿して本体を充電でき、別途充電ケーブルが不要です。65W出力でほとんどの薄型ノートパソコンに対応し、コンパクトなサイズ感も魅力です。
使用時の注意点
高温環境での使用を避ける
モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、高温に弱い特性があります。直射日光の当たる場所や車内など、高温になる環境での使用・保管は避けましょう。発熱、膨張、最悪の場合は発火の危険性があります。
定期的に充電する
長期間使用せずに放置すると、バッテリーが過放電状態になり、劣化が進んだり使えなくなったりすることがあります。使わない期間が長い場合でも、3ヶ月に一度は充電するようにしましょう。
純正ケーブルまたは認証品を使う
高出力での充電には、USB PD対応の高品質なケーブルが必要です。安価な粗悪品を使うと、出力が制限されたり、発熱や故障の原因になったりします。付属ケーブルまたはUSB-IF認証品を使用しましょう。
まとめ
ノートパソコン用モバイルバッテリーは、出力ワット数、容量、USB PD対応の3つを基準に選びましょう。自分のノートパソコンの充電器のワット数を確認し、それに見合ったモデルを選ぶことが失敗しないコツです。
一台持っておけば、カフェでの作業、出張、緊急時のバックアップなど、様々な場面で安心感が得られます。外出先でのパソコン作業が多い人にとっては、投資する価値のあるアイテムです。