こんにちはリベルタです。
オーディオブックの便利さ、有効性に気づいてから様々なサービスを試して、何が一番良いかを模索しています。
オーディオブックの2大サービス、オトバンクの「audiobook.jp」、Amazonの「Audible」に加えて、GoogleやAppleなどの大手もオーディオブックサービスを始めており、何を選べば良いかを判断するのがさらに難しくなっています。
さて、そんなオーディオブックを選ぶ際に考慮することの一つに、オーディオブックの運営元の別のサービスを利用しているか否か、という点が挙げられます。
既に持っているアカウントやアプリが共通で使える場合などがあるからです。
例えば、Amazonであれば電子書籍のKindleを利用している、iTunesであれば音楽を利用している、といった具合いです。
今回は、音楽や映画、電子書籍などを様々なサービスを配信しており、利用者も多い、iTunesのオーディオブックについて評価してみました。
AppleのiTunesのオーディオブックの評価は
料金システム
iTunesのオーディオブックは「Google Play」と同様に単品を書いとるシステムで、特にお得なプランは用意されていません。
定額聴き放題や月額プランなどお得なシステムがある「audiobook.jp」、月額1500円のコイン性で追加分は30%オフで購入できる「Audible」と比較すると料金システムでお得な部分はありません。
また、単品の価格についても全体的に高めに設定されています。
例えば、「自分を操る超集中力」の価格については、単品購入が可能な「audiobook.jp」、「Google Play」と比較すると次のようになっています。
- audiobook.jp:1,512円
- Google Plya:1,399
- iTunes:2,100円
……高いです。
サービス毎に不定期のセールなどがあり価格は変動しますが、全体的にどの商品も価格が高い印象を受けます。
ラインナップ
iTunesのオーディオブックの商品のラインナップは、ほぼ全ての作品の提供元がAmazonの「Audible」になっています。
しかも、「Audible」にはあっても「iTunes」にはない作品も数多くあるので、ラインアップでは「Audible」に劣ります。
使いやすさ
iTunesのオーディオブックは、聴く時はiBooksのアプリをダウンロードして聴きますが、購入する時はiTunesのApp Store、iBooksのアプリのいずれでも購入することができます。
ただ、使い勝手で一番気になるのが、再生速度が0.75~2.0倍までしか調整できない点です。
オーディオブックの通常速度は、非常に丁寧にゆっくり話した場合で設定されているので、正直、2倍速でもそんなに早く感じません。
慣れてくると、3倍速でも普通に聴きとれるようになり、高速で聴くことは時間の節約や速聴の訓練にもなるので、2倍速までしかないというのは大きなマイナスです。
その他のメジャーなサービスは3倍までは使えます。
- audiobook.jp:0.5倍~4倍
- Audible:0.75倍~3倍
- Google Plya:0.5倍~3倍
- iTunes:0.75倍~2倍
また、「audiobook.jp」「Google Play」等はアプリの不具合報告もありましたが、iBooksでは特に大きな不具合はなさそうです。
私自身使ってみた感じでは今のところ不具合は起きていません。
ただ、iTunesのオーディオブックは利用者が少ないだけで、問題が顕在化していないだけの可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
iTunesのオーディオブックについて評価してみましたが、現時点では積極的に使うメリットはなさそうです。
「audiobook.jp」の商品を「Google Play」に提供しているように、「Audible」の商品を「iTunes」に提供しているといった関係のようです。
しかし、二つの大手サービス「audiobook.jp」「Audible」のほうが、お得なプラン、使いやすさ、ラインナップ等いずれの点でも勝っているので、オーディオブックをこれから試そうと考えている人は、「audiobook.jp」「Audible」のどちらかのサービスを利用するのが無難だと思います。
唯一iTunesのオーディオブックを選ぶとしたら、既にiTunesの他のサービスをかなり利用しており、別のサービスで新たなアカウントの作成やアプリのダウンロードが面倒という場合くらいでしょうか。
「audiobook.jp」「Audible」についても以下の記事で比較しているので、よかったら参照下さい。