説得力のある文章を書くための4つのポイント

説得力のある文章とはどんな文章でしょう?

それは読者が思わず信じて納得してしまう文章です。

では、どうやったら読者が納得するような説得力がある文章が書けるのでしょうか?

実は、人が情報を信じやすい、納得しやすい文章というのはいくつかポイントがあるのです。

今回は、説得力のある文章を書くための4つのポイントについて紹介します。

文章に説得力を持たせるための4つのポイント

論理的にわかりやすい文章を書く

読者を納得させるのに必要な要素とは何でしょう?

一つは、読者にとってわかりやすい文章であることです。そして、わかりやすい文章というのは文章の論理構造がしっかりしています。

文章の書き方にはいくつかのテクニックがありますが、全てのテクニックに共通しているのは文章の論理構造がしっかりしているということです。

そして文章の構造がしっかりしていると、強調したいポイントなども明確になっており説得力が出てきます。

読んでいる読者が「??」となってしまうような文章、「結局何が言いたいの?」と思われるような文章では、説得力はでません。

論理的な文章を書くのが苦手な人は、最初はコピーライティングの手法を取り入れてみることをお勧めします。

例えば、ブログに適したコピーライティングの手法としては「PREP」法というものがあり、その手法に従って文章を書くだけでも、論理構造のしかりした文章になります。

基本的な事ですが、説得力のある文章にするためには、わかりやすく論理構造がしっかりした文章を書くことが大切な要素になります。

具体的な根拠、理由を載せる

文章が説得力があるかどうかが決まるのに、根拠、理由が占める割合はかなり大きくなります。

何か主張があった場合、それが納得できるかどうかの判断は、その理由や根拠で決まるからです。

実体験を書く

実体験を書くことには「根拠の厚みが増す」「自信を持った文章を書きやすい」という二つのメリットがあります。

例えば、次の二つの文章であれば、どちらが説得力を感じるでしょう。

例①:英語のスピードラーニングがお勧めです。

友人も絶賛していました。

短期間で英語を身につけたい人は是非試してみて下さい。

例②:英語のスピードラーニングがお勧めです。

中学から10年以上英語の勉強をしても話せなかったのに、半年で英語で日常会話ができるようになりました。

短期間で英語を身につけたい人は是非試してみて下さい。

例①と②の比較では、例②の実体験を伴った文章の方が説得力がありますよね。本人が実際に体験したことと人から聞いただけの情報では受け手の印象が変わってくるのです。

また、自分が体験したことの方が、根拠や理由をより具体的に提示しやすく説得力のある文章にしやすいです。

詳細は後述しますが、未体験のことを想像で書くよりは、実体験を書いたほうが文章に感情を載せることもでき、より説得力が増してくるのです。

実績を載せる

どんなに過程が優れていても結果が伴っていなければ説得力はありません。

読者が、文章に説得力を感じるか否かの判断基準の一つには実績があります。

例えば、「ネットでの稼ぎ方を教えます」というサイトがあったとしても、漠然と「稼げる」では説得力はないでしょう。実際にどのくらい売り上げを稼いだという実績が重要なのです。

数字を使う

また、実績を示す際には、具体的に数値データを伴っているほうが説得力が上がります。抽象的な表現より、なるべく数値化するようにしましょう。

「簡単に稼げる」より「1日30分で月5万稼げる」の方が作業や成果をイメージしやすくなります。
「夏までにやせる方法」より「1カ月で5kg痩せる方法」のほうが期間をイメージしやすくなります。

数字を使うことで、より具体性があがり説得力が出てくるのです。

人が信じやすい権威や活字の力を借りる

人はある条件では通常より情報を信じやすいという性質があります。その条件とは、権威や活字が用いられている場合です。

しかも、権威の言葉には耳を傾けなくてはという気持ちにもなるので印象に残りやすいのです。

その性質をうまく文書の中に取り入れることで説得力が上がります。

権威の力を使う

人間は権威に弱い生き物です。権威者や専門家の言うことは無条件に信じてしまう性質があり、心理学では権威への服従と言われています。

この心理効果は無意識レベルで作用するので、利用しない手はありません。

よく使われる権威には、医者や大学教授、○○賞、政府機関、偉人の言葉などがあり、実際に多くの場面で使われています。

・書籍のタイトル:「○○大学教授が勧める睡眠法」「医者が教える健康法」
・食品のキャッチコピー:「○○賞を受賞」
また、このような権威のお墨付きの文言などは印象に残りやすいという性質があります。
 
名言で考えてみると分かりやすいと思います。

例えば「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」というエジソンの有名な名言があります。

これを、そこら辺の理系の大学生が言ったらどうでしょう。

まず「なるほど」と納得できないかもしれません。仮に納得したとしてもすぐ忘れてしまうでしょう。

エジソンという、科学の世界で大成功した偉人「権威」の言葉だから説得力があり、人々に強い印象を残すのです。そして「名言」になっていくのです。

「何を書くか(言うか)」も大事ですが「誰が書いたか(言ったか)」のほうが重要なので、権威をうまく取り入れましょう。

本や科学的論文を引用する

本に書かれていることや、科学的論文など、活字になって世の中に出回っているものを人は信じやすいものです。

「本を書けるのは頭のいい人だ」「世の中に出回るくらいだから正しい情報のはずだ」といった思い込みが影響していると考えられています。

また、科学論文なども同様です。「厳しい審査を通過した」「大学の偉い先生が書いている」などから本より信憑性が高く感じることもあります。

自分の意見や調査結果だけでは信憑性が低くても「○○の著書にも言及されているように」「○○大学の実験によると」といった一文をいれて、データを参照、引用することで信憑性は高まり文章に説得力が出てきます。

自信を持って文章を書く

これは文章以外でも当てはまります。

例えば「これは良い物です」と言い切る自信満々なセールスマンと、「これは良いものだと思っています」という不安を抱えていることがわかってしまうセールスマンに商品を進められればどちらを選択しますか?

不安そうなセールスマンに勧められると商品の品質にも不安を感じてしまいますよね。

自信をもって文章を書くことも有効な方法です。

断定する

自信をもって文章を書くと、自然と「断定する」ような言い回しになり、読んでいるほうも安心できます。

「思います」のような表現ではなく、「○○です」のように言い切る文章にしましょう。

感情を載せる

無機質に商品の特徴が書いてある文章より、書き手の感情がこもっている文章の方が相手の心に響きます。

そして、自分を偽らずに読者に役に立つと自信を持って書く文章の方が感情を込めやすいのです。

自分が本当に良いと思っているものと、本当は悪いと思っているものを人に勧めるのでは、どちらが感情を込めやすいか考えてみるとわかると思います。

まとめ

説得力ある文章を書くためのポイント

  1. 論理的にわかりやすい文章を書く
  2. 具体的な根拠、理由を載せる
    • 実体験を書く
    • 実績を載せる(数字を使う)
  3. 人が信じやすい権威や活字の力を借りる
    • 権威の力を使う
    • 本や科学論文を引用する
  4. 自信を持って文章を書く
    • 断定する
    • 感情を載せる

このポイントを知っているか知らないかで、文章に説得力を持たせることができるかどうかは大きく変わってきます。

あとは、書く練習あるのみです。

読者を説得したい、納得して欲しいといった文章を書く時には、是非試してみて下さい。