こんにちは、リベルタです!
パソコン(PC)を購入する際に何を基準に選んでいるでしょうか?
PCは決して安い買い物ではないですし、スペックも様々なので、選び方を間違えるとかなりもったいないです。
この記事では、PCを購入する際の検討ポイントについて解説していきます!
適切なパソコン(PC)を使わないと何が問題なの
まず初めに、PCが適切でない場合の主な問題点は、「作業効率が落ちる」「やりたいことができない」ということです。
例えば、PCのスペックが足りていないと以下のような問題が起きます。
- 接続が安定しない(フリーズする)
- 作業のたびに処理待ちの時間が発生する
また、PCによって対応しているソフトやできることが異なりますので、最悪PCでやりたかったことができない可能性もあります。
上記対策として「とりあえず何でもできそうなハイスペックのPCを購入する」という手もありますが、PCは決して安い買い物ではないです。
そのため、オーバースペックの高価なPCを使うのはコスパがかなり悪くなるためお勧めしません。
適切なパソコン(PC)の選び方
パソコン(PC)選びでまず初めに決めること
PCといっても数多くの種類がありますので、人によって必要なPCは異なります。
そして、PCを選ぶ際は細かいスペックや値段に目が行きがちですが、まずは以下の三点を確認しましょう。
- 持ち運ぶか、設置スペースは十分か
- PCの用途(高負荷作業の実施)
- WindowsかMacか
それでは順に解説していきます。
1:持ち運ぶか、設置スペースは十分か
まずPCを選ぶ際に一番最初に決めたいのが、ノートPCかデスクトップPCのどちらを購入するかです。
スペックや用途を元に考える必要はありますが、一般的にはデスクトップPCのほうがノートPCよりコスパがいいので、デスクトップでも問題ないならデスクトップ選んでおいたほうがよいでしょう。
基本的なことですが、PCを選ぶ際は「持ち運ぶか、十分な設置スペースはあるか」ということをまずは考えましょう。
- 持ち運ばないし十分なスペースがある:デスクトップPC
- 持ち運ばないがスペースはない:ノートPC
- 持ち運ぶ:ノートPC
ちなみに、デスクトップPCの場合は、PCとは別にモニターやキーボードなどを準備しなくてはいけないので、付属品も含めたトータル費用でコスパを考えなくてはいけないので注意してください。
2:PCの用途(高負荷作業の実施)
「PCの用途」とは、PCを使ってどんな作業をするかということです。
高負荷の作業については、ある程度のPCスペックが必要になるので、用途を考えて適切なPCを選ぶようにしましょう。
基本的にはどのパソコンでもWordやExelの使用、ネット検索、動画視聴などについては問題なくできます。
ただ、動画編集やゲームのように映像を出力するような作業等はPCへの負荷も大きいため、どのPCでもいいというわけではありません。
高負荷作業の目安としては、大まかには「映像やグラフィックに関連する作業かどうか」というポイントで判断しましょう。
3:WindowsかMacか
WindowsとMacはOSというPCの基本となるソフトウェアが異なるため、使い勝手も大きく異なります。
そのため、PC選択の重要なポイントとなります。
「仕事の都合上Macでなくてはいけない」「どうしてもMacが欲しい」などの理由がない場合は、Windowsのほうが選択肢が多く、対応ソフトも多いためWindowsを選択するほうが無難です。
Macを購入する場合は以下のポイントをしっかり確認しましょう
- Macのキーボードが自分に合うか
- 必要なソフトがMacに対応しているか
- 予算にあうか
パソコン(PC)選びの基準となるスペック
ここからはPCを選ぶ際の主なスペックと目安について解説します。
項目 | 目安 |
CPU | Core i5以上、Ryzen5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB以上 |
その他 | 接続端子、カメラの有無など |
身近なものに例えると、CPUは頭脳、メモリは作業スペース、ストレージは本棚となります。
頭脳(CPU)が優秀であれば処理が早い、作業スペース(メモリ)が広いほうが複数の作業も効率よくこなせる、本棚(ストレージ)が大きいほうが大量の資料を保管できる、といったイメージになります。
それでは順に解説していきます。
CPU
PCにおけるメインの情報処理をする装置で、PCに頭脳に当たる部分です。
PCの動作速度はCPUの性能に大きく左右されますので、大まかには「CPUが高性能≒PCが高性能」といった理解で最初は問題ありません。
そしてCPUを選ぶポイントは、主に以下点があります。
- Intel製かAMD製か
- CPUのシリーズ、世代
Intel製かAMD製か
Intel、AMDというのはCPUを製造している会社になります。
結論どちらの製品でも問題ありません。
ADMはコスパが良く急速にシェアを拡大していますが、一部AMD製のPCへの対応が不十分なソフトがあったりするので、ビジネス向けならIntel製のほうが無難です。
CPUのシリーズ、世代
Intel、AMD共に、スペックの異なる数種類のCPUを発売しています。
CPUの中にも細かなスペックの違いはありますが、IntelならCoreiシリーズ、AMDならRyzenシリーズを選択しておけば基本的には問題ありません。
ただ、IntelのCoreiシリーズ、AMDのRyzenシリーズの中でもさらに細かく分かれており、世代という概念もあります。
- Intel:Core i7–12700K
- AMD:Ryzen 7 5800X
赤字の数字部分がシリーズで、青字の数字部分が世代になり、どちらも数字が大きくなるほうが性能が良くなると覚えておいてください。
シリーズや世代の目安としては以下のようになりますので、PCを選ぶ際の参考にしてください。
- シリーズ:Core i5、Ryzen 5以上
- 世代:最新世代の5世代前くらいまで
メモリ
PCの作業領域でデータなどを一時的に記憶する部品で、PCにおける作業スペースのような部分です。
メモリの容量が大きいほど処理速度が速くなり、動作も安定します。
PCの性能は年々向上しているため、それに伴い必要なメモリ数も増えていっています。
現状は容量が8GB以上あれば問題なくPCを使うことができますが、予算に余裕があれば16GB以上を選んでおけば、今後長く快適に使うことができます。
ストレージ
PC内のシステムやデータなどを保存する場所で、PCにおける本棚のような部分です。
ストレージの容量が大きければ、より多くのデータなどを保管することができます。
一般的な用途であれば256GB程度の容量があれば十分です。
また、ストレージにはHDDとSSDという種類があり、SSDのほうがデータのやり取り速度が速いが高価といった特徴があります。
そのため、SSDのほうが好ましいですが、ネット上(クラウド)にデータを保存することも増えているため、HDDでも問題はありません。
その他
主なスペック以外で気にしたほうが良いポイントとしては、接続端子や、Webカメラなどの機能がついているかです。
必要な機能は人により異なりますが、例えば、リモートワークの拡大によりビデオ会議が広まっているため、Webカメラがついているかはかなり重要度が上がってきています。
また、PCに何をつなげるかによって接続端子の種類や数は異なってきますので、自分が必要な最低限の端子が備わっているかは確認しましょう。
まとめ
PC選びに関しては、こだわりだすときりがないほど奥が深いものです。
この記事では初心者向けの基本的なことのみの解説となっておりますので、最低限頭に入れておきましょう。
大切なのは、PCの機種を選定するときには、使いたい用途に合わせた性能があるかどうかを確認することです。
導入するPCが、すべての面で高性能なである必要はなく、利用目的に合わせて必要なスペックを満たすものを選ぶようにしましょう!