どんな場所が避暑地になるの?避暑地の特徴、涼しく過ごすための方法を解説

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この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

こんにちは、リベルタです。

真夏のうだるような暑さが続くと、どこか涼しい場所に行きたくなりませんか?

涼しい場所といっても、デパートなどエアコンで人工的に涼しくしているような場所では、人によって暑すぎたり涼しすぎたりと適温でないこともあります。何より人が多すぎてくつろげません。

人混みを避けて自宅でエアコンをつけると電気代が気になってしまう人も多いでしょう。

そこで、夏の暑さから逃れ快適に過ごすために、多くの人が「避暑地」を訪れるのです。

ここで一つ質問です。「避暑地」ってどんな所かご存知ですか?

そんなの「涼しい場所、気温が低い場所に決まってる!」と言うかもしれませんが、ではどのような場所が当てはまるのでしょう?

改めて問われると、

「わからない」「考えたことがない」という人も多いと思います。

しかし、避暑地の条件や特徴が分かれば、避暑地に行かなくても同条件の場所を探したり、作り出すことで、近場でも涼しく過ごすことができるかもしれません。

そこで今回は、避暑地の特徴を解説し、涼しく過ごせる場所の探し方、涼しく過ごすためのアイテムなどを紹介します。






避暑地とは

文字通り、「夏の暑さから逃れる避暑に適した土地」のことを指します。

長野県の軽井沢や、神奈川県の箱根、北海道の洞爺湖などが有名です。

豆知識
因みに、避暑地である軽井沢に住んでいる場合は、暑さから逃れているわけではないので、「避暑」とは言いません。

避暑地の条件とは

夏でも冷涼な気候であることが条件ですが、温度や湿度に関する厳密な基準はありません。

少し意外な気もしますが、「暑い」の基準が明確ではないので、「暑くない」「涼しい」に関しても基準が設けられないからでしょう。

日本にいると夏場に20℃であれば涼しく感じますが、世界一暑いとされているジブチ共和国では、夏季は日常的に40℃を超えるので、30℃でも涼しく感じるかもしれません。

このように、暑さというのは主観的な判断でもあり、生活環境や体感温度なども影響するからと考えられます。

避暑地の特徴

標高が高い

標高が高いと太陽までの距離が近くなるので、気温が高くなりそうですが、標高が低い土地より気温は低くなります。

実は、太陽光は直接空気を温めるわけではありません。まず地表を温めて、その熱で空気を温めるため、標高が低いほうが高温になります。

また、気圧も大きく関係しており、標高が高い所では気圧が低く空気が膨張しやすくなります。

空気が熱で温められても、その熱エネルギーは膨張することに使われてしまうので、気温が上がりにくいのです。

富士山の山頂ではいつまでも雪が残っていることなどを考えると、納得しやすいと思います。

では、標高が気温にどのくらい影響があるかというと、標高が100m上昇すると、気温は約0.6℃低くなります。

1000m違えば6℃も違うのです。

緯度が高い

緯度が高くなると太陽と地表との角度が小さくなるので、太陽からの距離が遠くなり光が当たりにくくなります。

そのため、地面が温まりにくいので気温も上がりにくくなります。

緯度が1度北上すると約1℃気温が下がると言われています。

日差しを遮るものがある

当然ですが、日差しを遮る遮蔽物があるような環境の方が気温が上がりにくくなります。直射日光を防ぐだけでなく、地面が温まるのも防いでくれます。

森や林などの木々が多い場所や、鍾乳洞などの洞窟が涼しいのも日光が遮られているからです。

そして、自然界では森や林などの木々だけではなく、霧も日差しを遮ります。

この霧が太陽の日差しを遮ることで、涼しい気候を作り出すのに一役買っているのです。

例えば、避暑地の代名詞でもある軽井沢は、年間100日以上も霧が発生します。

これは地理が関係しており、標高差が大きいと平野からの熱く湿った空気は山に沿って上昇すると急に冷やされて霧になるのです。

また、日差しを遮るものとしては、無機物より植物の方が適しています。

ビルの木陰より、植物の木陰の方が涼しく感じたことはないでしょうか?

実は、植物の場合は、植物の水分が蒸発する時に気化するために熱が使われ温度を下げる効果があるとされています。

人間が汗をかいて体温を下げると同じ原理ですね。

そのため、同じ遮蔽物でも、無機質なコンクリートより自然豊かな森林の方が涼しく感じるかもしれません。

風通しが良い

体感温度は風も影響しますので、風通しが良いほうが涼しいスポットであると言えます。

そして、風速が1m上がるごとに体感温度は1℃下がると言われています。

ただ、これは厳密には正しくありません。ある条件下では風速1mで体感1℃低下は成り立ちますが、体感温度と風の強さは直線的に比例するわけではありません。

もしどんな条件でも「風速が1m上がると体感温度が1℃下がる」が成り立つのであれば、バイクに乗るだけで夏でも凍えてしまいます。

風が強くなると体感温度の低下効果も下がってきますし、その時の気温によっても風速と体感温度の関係は変わってくるのです。

近場で避暑地を探す方法、涼み方

避暑地のような涼しい場所には次のような特徴があることが分かりました。

  1. 標高が高い
  2. 緯度が高い
  3. 日差しを遮るものがある
  4. 風通しが良い

二つ目の緯度に関しては、自分の住んでいる場所次第なので短期間でどうこうできる話ではないので除外します。

その他の避暑地の条件に当てはまる場所について、どのように探せばよいか代わりとなるような方法はないかについて考えてみましょう。

標高の高い場所を探す

標高が高そうな位置は何となくわかりますが、遠目からの判断では当てになりません。遠近法により思っていたより低かったということも起こり得るからです。

しかし、今では、標高を調べる機能を持ったツールを使えば簡単に調べることができます。

特定の場所の標高を調べる

Google Earthを使うことで、標高を調べたい場所の標高を表示することができます。

目的の場所を「検索」するか、「選択、拡大」して表示します。

地図上でカーソルを合わせた地点の標高が、画面右下に表示されます。

標高を色わけして表示する

国土交通省の国土地理院が、「標高が分かるweb地図」を試験的に公開しているので、その地図を使います。

「地理院地図」を開き、調べたい場所を「検索」するか、「選択、拡大」して表示したら、「情報」をクリック

「起伏を示した地図」をクリックし、「色別標高図」または「自分で作る色別標高図」を選択します。

「色別標高図」では標高と色分けの設定を変えられないのでちょっとした標高差はわからないですが、「自分で作る色別標高図」では標高と色分けを任意に設定できるので、標高差、地形差が分かりやすくなるので、「自分で作る色別標高図」で確認する方がよいと思います。

日差しを遮る植物がある場所、霧が発生しやすい場所に行く

日差しを遮るための多くの木々などの植物がある場所としては、山や大きな公園などが該当します。

また、日差しを遮るものとして、植物以外ではもあります。霧が発生するためにはいくつか条件があるのですが、霧が発生しやすい場所としては次のような場所が挙げられます。

  • 盆地
  • 山に囲まれていたり谷になっている場所
  • 海、川、湖などの水辺
  • 標高が高い場所

風がある環境

風が吹いているかいないかで体感温度はだいぶ変わるので、風通しが良いスポットは涼しく感じます。

ただ、風の強さというのは、風の通り道、風の向き、障害物の有無など様々なファクターによって変わってきますので、ビル風などの場所を除いては、定常的に風通しが良いスポットを見つけることは難しいかもしれません。

あらかじめ近場に風が強い場所があるとわかっていればよいですが、一から探すとなると大変です。

そこで、風通しが良い場所の代わりとなるような、持ち運びタイプの扇風機を使うという手があります。

その中でもお勧めなのは首掛けタイプの「春風」という製品です。持ち歩くタイプだと手が塞がってしまいますが、首掛けタイプなら両手が自由です。

まとめ

避暑地とは:夏の暑さから逃れるのに適した土地だが、厳密な条件の定義はない。

避暑地の特徴
  • 標高が高い
  • 緯度が高い
  • 日差しを遮るものがある(森林などの植物や霧など)
  • 風通しが良い

近場で避暑地を探す方法
  • 標高の高い場所を調べる
    Google Earthや国土地理院の地図を使う
  • 日差しを遮る植物がある場所や、霧が発生しやすい場所に行く
    • 盆地
    • 山に囲まれていたり谷になっている場所
    • 海、川、湖などの水辺
    • 標高が高い場所
    • 大きな公園
  • 風を発生させる
    持ち運びタイプの扇風機を使う

避暑地の特徴、近場で避暑地を探す方法を紹介しました。

避暑地のような場所で涼しく過ごすための方法をまとめると「標高が高くて自然豊かな場所に持ち運び式の扇風機を持っていく」となります。

実際に上記の条件に当てはまる標高の高い場所や、湖などを調べてみると、それなりの確率で避暑地であるということも分かりました。

避暑地になりそうな場所を新たに見つけることは難しいかもしれませんが、意外と知られていない避暑地というのは近場にあるかもしれないので、ぜひ探してみて下さい。