読みやすいブログの条件!8つのポイントに注意するだけ!

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この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

読みやすいブログの書き方

「なんで、人気のあるブログは読みやすいんだろう?」

そんな風に思ったことはありませんか?

実は読みやすいブログはいくつかの共通項があるのです。

今回は、人気のブログでも取り入れられている、読みやすいブログの条件について紹介します。

ここでいう「読みやすい」とは、ぱっと見た時のレイアウトや構成がシンプルで読みやすいブログのことを指します。

読者が「読んでみようかな?」と思う時、ぱっと見の印象が占める割合はかなり大きいです。

これは、本で考えるとわかりやすいと思います。

例えば、本屋で自分が興味あるタイトルの本が見つかったので、ぱらぱらめくってみたところ小さな文字がびっしりだったらいかがでしょう?

読みたくないですよね?

逆に、適度な文字数でレイアウトも読みやすそうであれば、「読んでみようかな?」と思いますよね?

これは、ブログも同じです。

ブログを書くからには、なるべく多くの人に読んでもらいたいですよね?

多くの人に読んでもらうブログにするには、見た目だけでなく当然内容も大切です。

しかし、最初から欲張ってもうまくいきませんので、まずは最も基本となる見た目が読みやすくなるブログの9つのポイントをお伝えします。

記事内容に関する、読まれるブログの書き方については、以下の記事にまとめておりますので参照ください。

こちらもCheck!

また、既にブログで多くの記事を書いている人の中には、アクセスはあるけど記事を最後まで読んでもらえない、という人もいるかもしれません。

もしかしたら、ブログのレイアウトが読みにくいことが原因かもしれませんので、思い当たる節がある人は、一度以下の内容に目を通してみて下さい。

読みやすいブログを書くための8つのポイント

文章構成は型にはめる

文章にはいくつかの型があります。

では、なぜ型があるのでしょうか?

それは、型に当てはまる文章の方が、読みやすく、読者に内容が伝わりやすいことが分かっているからです。

文章には「読み手に価値のある情報を伝えること」「読み手に行動させること」の大きく二種類の目的があります。

ブログであれば、後者は「商品や商材を買ってもらう」という行動をさせることなどが該当します。

その目的を達成するため、多くの文章の書き方を検討して、読者数、売上に効果的な方法を一般化することによってできたものが文章の型になります。

しかも、ジャンルごとに自分が使う文章の型を決めておくと、「文章の構成に悩む必要がなくなる」「型に沿った書き方に慣れて、書くのが速くなる」といった時間を節約できるメリットもあります。

構成の型は、いくつか種類がありますが、自分の記事のジャンルにより適している文章の型は異なってきます。

例えば、ブログでよく使われる型にはPREP法というものがあります。

PREPとは以下の文章構成の頭文字からきています。

  • POINT:導入結論
  • REASON:理由(なぜなのかという理由)
  • EXAMPLE:具体例(理由の裏付けとなる具体例)
  • POINT:最終結論

PREP法は、簡潔かつ説得力のある文章を作成する際に用いられるので、ブログのように限られた文字数で説得力のある文章を書くのに適しています。

まずはこの型を使った書き方を練習するだけでも、かなり読みやすい文章になります。

PREP法に慣れてきたら、他の型も試してみて下さい。

文章に限った型ではありませんが、他の型としてはSDS法、ホールパート法や、アフィリエイト向けのQUEST法などがあります。

一つの段落を長くしない

段落とはひとまとまりの文章のことです。

この段落の文字数が多くなってくると、非常に読みにくくなるため、こまめに改行して段落を分けるようにしましょう。

目安は、1段落は3行以内で、多くとも4行以内に収まるようにしましょう。

<改行しない場合>
できるだけ多くの事を伝えたいと思って内容を詰め込みすぎると、文章の一文一文が長くなってしまい、すぐに一つの段落が4行を超えてしまうので読みにくくなってしまいます。

 
 
 
 
<改行する場合>
多くの事を伝えたいと思い内容を詰め込みすぎると文章の一文が長くなってしまいます。

 

すると、一つの段落だけで4行を超えてしまうこともあります。

 

その結果、非常に読みにくい文章となってしまうのです。

接続詞をうまく活用すると、文章を分けることができます。

また、最近はスマホでブログを見る人も増えているので、スマホで読まれることも意識しなくてはなりません。

スマホの画面で3行以内におさまるのは60文字程度なので、一文を60文字以内にすることを目安にしましょう。

段落の行数を連続させない

読みやすい文章は、読者に飽きられにくい文章でもあります。
レイアウトで飽きられないようにするには、文章のイメージを単調にしないことです。

そのためのポイントは、同じ行数の段落が連続しないようにすることです。

1行の段落や、3行の段落が連続してしまうと、読み進めている読者は、同じような文字の塊を目にし続けることになるので、文章のイメージが単調になってしまいます。

文章が単調に感じると、読者は飽きてしまい最後まで読んでもらえなくなるのです。

漢字を多用しない

読みやすいとされている文章の多くは、漢字の使用率が低くなっています。

新聞などの、いわゆるお堅い文章では、漢字の使用率は40%以上となっていますが、現代のベストセラーでは、漢字使用率は20%を下回る物もあります。

ブログの場合は、漢字の比率は30%程度を目安にしましょう。

漢字:ひらがな = 3:7

注意しなくてはいけない点としては、

文章全体での漢字とひらがなの比率は、3:7になっていても、一部に漢字が密集していたり、ひらがなばかりの部分があると、読みづらくなってしまいます。

全体にバランスよく漢字とひらがなを配置するようにしましょう。

フォント、行間を調整する

ブログの書き方ではありませんが、フォントや行間も読みやすさには重要です。

ただ、フォントの大きさや行間が読みやすさに与える影響は、ブログを閲覧するデバイスや個人の主観にも依存しますので必ずしも正解はありません。

読みやすいブログで使われている設定、Webデザインの推奨設定を紹介しますので、取り入れるなど自分に最適な設定を探してみて下さい。

  • フォントの種類:メイリオ、ヒラノギ、游ゴシック、Lucida Grande
  • フォントサイズ:14~17px
  • フォントカラー:黒ではなくグレー(#333333, #383838, #434343)
    白背景の場合は、黒文字だとコントラスト比が強すぎて目が疲れる
  • 行間:文字の1.7~2倍
  • 段落間の余白:1~2文字ぶん

目次、長文の場合は小見出しを使う

読者が読みやすいように目次を使いましょう。

初めてのサイトでは、記事を読む前に、まずはどういったことが書かれているかという全体像を把握してから読み始める人もいます。

そのため、目次がないと、一旦最後までスクロールして内容を流し読みしなくてはいけません。

目次は、読者が記事の全体像を理解するのに役立ち、自分が求めている内容が書いてあるかどうかの判断材料になるのです。

また、一つのトピックに関する文章が長すぎても、読む気がなくなってしまいます。

小見出しを使い、内容を分けるようにしましょう。

過度な装飾は控える

文字をカラフルにしたり、強調したい部分を派手な装飾したりするブログを見かけますが、読みにくいですよね。

実際に、過度な装飾を使って文章を作成してみるとこのようになります。文章全体バランス崩れてしまううえ、本当に強調したい部分もわかりづらく、読むのに目も疲れてしまいます。

一つの記事での文字の色は、多くても3色程度にし、アンダーラインマーカーや太字と組み合わせて強調したい部分だけを装飾すると、読みやすい文章になります。

重要なワードは赤字強調したい文章は黄色アンダーライン、といったように、装飾の一定のルールを作ると、読者も理解しやすいです。

注意点としては、青はリンクの色と誤解される可能性があります。使用する際はまぎらわしくないようにする工夫をしてください。

画像や動画を効果的に使う

記事の中の画像や動画には、主に二つの役割があります。

一つ目は、情報を分かりやすく補足する役割です。

文字だけですべてを伝えるのは簡単ではありません。画像や動画であれば一瞬で伝わることでも、文章で伝えようとするとかなりの長文になってしまうケースもあります。

例えば、スマホの設定に関する記事が、文字だけだったらどうでしょう?

読みたくなくなるうえに、読んでも理解できない可能性もあります。

画像や動画の作成は時間がかかりますが、効果的に使うことで記事の価値が劇的に上がることもあります。

読者のために必要と感じたら、手間を惜しまず画像や動画も組み込んでみましょう。

二つ目は、読者の読み疲れを防ぎ、飽きさせないといった役割です。

本文と関連があったり内容をサポートするものが好ましいですが、小休止の意味で画像をいれるのであれば、本文とまったく無関係な画像であっても構いません。

まとめ

読者がぱっと見で読みやすいブログのポイント8項目を紹介しました。

  1. 文章構成は型にはめる
  2. 一つの段落を長くしない
  3. 段落の行数を連続させない
  4. 漢字を多用しない
  5. フォント、行間を調整する
  6. 目次、小見出しを使う
  7. 過度な装飾は控える
  8. 画像や動画を効果的に使う

全てではなくても、紹介したポイントのいくつかを取り入れるだけでも、大きく読みやすさが変わる可能性があります。

気になった項目がある人は、少しずつでも試してみて下さい。