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感情の特性を知ることで作業効率は上げられる!感情と行動の関係

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この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

彼氏(彼女)に振られて何もやる気が起きない。

こんな経験をしたことがある人もいると思います。
失恋中は新しいことを始めようという気にはとてもならないですよね?

こんな時は、できるだけ早く落ち込んだ状態から気持ちを切り替えようとしていませんか?

しかし、ちょっと待ってください!

実は、哀しい時に振り返りや反省をしておいた方が良いのです。

その時の感情によって、作業の向き不向きがあります。

感情が行動に及ぼす影響に関しては、経験的に理解している人もいるとは思いますが、具体的に考えたことがない人も多いと思います。

そこで、この記事では感情と行動の関係について紹介します。







感情が行動に及ぼす影響

「感情」と一口に言っても、細かく分類するとキリがありません。

そこで今回は、代表的な感情として「喜怒哀楽」について取り上げたいと思います。

喜び

意思決定が速くなる

何かうまく行っていることがあると、他の事もうまく行くように感じ、ポジティブな感情を抱きやすくなります。

そのため、細かい点にこだわらず前向きに考えるので、物事の決断スピードが上がります。

冷静な判断ができない

物事を即決できるようになる反面、深く考えずリスクの分析が不十分になってしまうケースもあるため、大きな決断をするのは避けるようにしたほうがよいです。

「昇進した」「テストでいい点を取った」時などは、つい自分へのご褒美として何か買ってしまうこともありますが、高額な物でも深く考えずに購入を決断してしまうことがあります。気分が乗っている時に決めるのではなく、冷静な時にあらかじめ決めておくのが良いでしょう。

詐欺なども、喜びの感情を利用されているケースが多いため、特に、契約やセールスなどには注意が必要です。

怒り

行動力が高くなる

怒りは野生で暮らしていた人間が生き延びるために最も重要な感情で、人の行動力を上げる効果があります。

というのも、野生で外敵に襲われた際は、ゆっくり考えてから行動するようでは生き残れないので、即座に「逃げる」「戦う」といった行動を選択しなくてはなりませんでした。

筋肉を緊張させるなど、行動するためのトリガーになるのが怒りの感情なのです。

普段大人しい人が、パートナーの浮気を知って現場に乗り込んだりする行動力は、怒りの感情のなせる業です。

しかし、怒りの感情で行動力が高くなるのは一時的です。長時間持続しないので注意しましょう。

怒りの感情を行動に結び付けるためには、普段から「やらなくはいけないけどやれないこと」をリスト化しておき、怒った時に取り組むという方法がお勧めです。

後先考えずに行動して後悔することを防ぐことにもつながります。

課題解決力(目標達成力)が高くなる

怒りは特定の対象への集中力の向上や実際の行動にも繋がるので、課題を解決したり、目標を達成したりするのに役立ちます。

「体型を馬鹿にされたのを見返すためにダイエットを始める」「テストの点で友達に負けたから勉強を頑張る」といったように、怒り(悔しさ)を行動の原動力になります。

また、「怒りで周りが見えなくなる」ということが起こるように、特定の事に意識を集中しやすい状態にもなります。

集中して取り組むことで、課題の解決や目標達成に繋げることもできるのです。

こちらの効果も短期的なので、課題解決や目標達成に役立ちそうな考えが思いついたら即座にメモする、行動する場合は継続性を意識するなど、その場限りで終わらないように工夫することで、効果が高くなるでしょう。

哀しみ

冷静で中立な判断、意思決定ができる

ニューサウスウェールズ大学の研究では、死とガンに関する短編映画を見た場合、噂話に振り回されたり、思い込みで判断する傾向が低くなるということが分かっており、研究者は「人間は悲しみにより注意深く、細部に関心を持ち、焦点を合わせやすくなる」と指摘しています。

冒頭で述べたように、彼氏(彼女)に振られて落ち込んで悲しい気分になっている時こそ、以下のような振り返りをすべきです。

  • なぜ私は振られたんだろう?自分の何がいけなかったんだろう?
  • 振られたことは自分にとって本当に悪い事だったんだろうか?

行動力が落ちる

哀しい時は何もしたくならない、ということを経験したことがある人も多いと思います。

行動力が落ちてしまいます。

そのため、哀しい時は新しいことをするのではなく、これまでの復習や、振り返りの時間に当てることが良いでしょう。

スマホ、電気、ガス、生命保険などあまり深く考えずに契約している場合は契約内容の見直し、欲しいものがある場合は本当に必要かどうかの再評価などの時間に当てるのがお勧めです。

楽しさ

クリエイティビティが上がる

「楽しさ」と「喜び」は区別するのが難しく似たような効果があります。

その中でも、楽しいと感じている場合は、クリエイティブな考えが思い浮かびやすくなります。

「楽しい」という感情を抱いていると、自分から積極的に物事を考えたり、調べたりするため、普段は思いつかないようなアイディアが浮かんだりしやすいのです。

反面、喜び同様、マイナス面やネガティブな事象に対する認識が甘くなるので、注意が必要です。

まとめ

感情によって向き不向きの作業があります。

特に「怒りに任せて行動した」「哀しくてくよくよ考えた」等はネガティブに捉えられがちですが、怒りの感情に伴う行動力、哀しい時の冷静な思考力などは、適切な対象に向ければ非常に役立ちます。

無暗に楽しさや喜びを求めるのが必ずしもベストではないのです。

また、感情を予測して行動計画を立てる「エモーショナルプランニング」という方法がありますが、個人的にはあまりお勧めしません。

なぜなら感情は中々コントロールできないからです。

楽しいはずの予定が楽しくないということは往々にしてあります。その場合、楽しいことを予期して組んでいた行動スケジュールは裏目に出てしまいます。

それよりは、その時の感情に合わせて臨機応変に対応できるように、普段から感情毎に向いている作業をリストアップしておくことの方が有効だと思います。

感情の特性を知って、利用することを考えてみてはいかがでしょう。