WordPressのバックアップは、サイト運営において欠かせない作業です。テーマの更新やプラグインの追加でトラブルが起きた場合、バックアップがなければ復旧が困難になります。
今回はエックスサーバーを使ったWordPressのバックアップ方法を紹介します。2026年現在のエックスサーバーでは自動バックアップ機能が標準搭載されていますが、手動バックアップの手順も知っておくと安心です。
バックアップするファイルの種類
エックスサーバーからWordPressのバックアップを取るには、2種類のファイルを保存する必要があります。
- データファイル:テーマのデザイン・設定、画像ファイル、プラグインなど
- データベース:投稿記事・固定ページ、管理画面の設定、ログインID・パスワードなど
それぞれ別の操作でバックアップを取る必要があるため、2回の操作が必要です。
エックスサーバーでバックアップを取る方法
データファイルのバックアップ(3ステップ)
- サーバーパネルにログイン:エックスサーバーのサーバーパネルにID・パスワードを入力してログイン
- 「バックアップ」をクリック:アカウント欄にある「バックアップ」メニューを選択
- 該当ファイルをダウンロード:「ホームディレクトリ」で全ドメイン一括、または個別ドメインを選択してダウンロード
ホームディレクトリのバックアップは容量が大きくなるため、特定のサイトだけ更新した場合は個別ドメインのバックアップがおすすめです。
データベースのバックアップ(3ステップ)
- サーバーパネルにログイン:データファイルと同様にログイン
- 「MySQL設定」をクリック:データベース欄の「MySQL設定」を選択
- データベースをダウンロード:対象のデータベースを選択し、「エクスポート」からダウンロード
データベースには記事の本文やサイト設定など、最も重要なデータが含まれています。必ずバックアップを取りましょう。
エックスサーバーの自動バックアップ機能
2026年現在、エックスサーバーでは自動バックアップ機能が全プラン無料で利用できます。
- Webデータ・メールデータ:過去14日分を自動バックアップ
- データベース:過去14日分を自動バックアップ
- 復元:サーバーパネルから無料で復元可能
自動バックアップがあるとはいえ、大きなカスタマイズやサーバー移転の前には手動バックアップも取っておくと二重の安心になります。
バックアップのタイミング
以下のタイミングでバックアップを取ることをおすすめします。
- WordPress本体のアップデート前
- テーマやプラグインの更新・変更前
- CSSやPHPファイルのカスタマイズ前
- サーバー移転前
- 定期的なバックアップ(週1回~月1回程度)
手動バックアップが面倒な方は、「BackWPup」などのプラグインで自動化する方法もあります。
AI時代のバックアップ管理
2026年では、AIを活用したサイト管理ツールも登場しています。
- AIによる異常検知:サイトの表示崩れやエラーをAIが自動検知し、バックアップからの復元を提案するサービス
- クラウドバックアップ連携:Google DriveやDropboxにバックアップを自動保存する設定で、サーバー障害時も安心
- ステージング環境:エックスサーバーの一部プランではステージング環境が利用可能。本番環境に影響を与えずにテストできる
まとめ
エックスサーバーでのWordPressバックアップは、データファイルとデータベースの2つを保存するだけで完了します。自動バックアップ機能も活用しつつ、重要な変更前には手動バックアップを取る習慣をつけましょう。万が一のトラブルに備えて、バックアップは最も重要なサイト運営の基本です。
